処理の違い
日本では農業すなわち米作に排泄物つまりトイレの副産物を利用する流れは江戸時代から明治時代へと続いていきます。まあ大地で育ったものを人が食べ、そして出てきた、糞尿を大地に還元するという基本的な日本の農業は、考えてみれば非常に無駄の無いエコロジーだと言えます。一方ヨーロッパはと言うと麦作農業ですから、使っていたのは家畜の糞でして人糞は利用しませんでした。そのためでしょう、日本ではとっても有用な資源として還元されるトイレの副産物も、ヨーロッパでは全く歓迎されるはずも無く、返って始末に困ってしまう厄介者だったのです。トイレそしてその副産物の処理法をひとつとってみても、やはり御国違えば事情も違うようですね。トイレなんてのは人間の極基本的な生理現象の先にあることですから、時と場所が違えども似たようなモンだろうと思ってたんですが、やはり勉強してみて始めて分かる事でした。
